行動に反映されない自覚に大した意味なんてないよ

id:type-100 下衆の自覚はあるし自覚のないやつに腹の立つときはあるが、自覚..

自覚はあってもあんたは匿名で他人を批判し、yellowbell氏より口汚い表現を使ってるわけだが、じゃあその覚悟ってなんの意味があるのって話だよ。自覚があれば他人を殴らないなんてのは多分嘘だよ。

 

これの増田を読んでhttp://d.hatena.ne.jp/fujipon/20120823#p1とかを思い出した。あと「せめて人殺しの顔をしろ」とか。

いや、俺は下衆の自覚はあるし、下衆の自覚なしに他人を見下したり殴ってる奴に対して腹が立つこともあるが、これは単に美意識とか美醜とかの問題であって、善悪とか正義とかの問題じゃない。この2つの軸は全く関係ないわけでもないだろうが、別のものだ。他人に求めるようなもんじゃない。

だいたい下衆の自覚があるのなら言動を改めるべきだが、この増田は「キモイし怖い、とだけ」などと実に適当に他人を貶している。俺もまあ、あまり汚い言葉は使わないように気をつけてはいるつもりだが、それでもまあ言葉遣いが荒くなる時はあるし、誰かに対して見下すような感情を持つことは多々ある。自覚があるだけなら、誰かに殴り返された時に奥歯を噛みしめる余裕ができるとか、その程度の利己的な話でしかない。

そもそも、自覚があれば行動を改めるというのも怪しい話だ。「ユダヤ人問題の最終解決」に「ガス室」と書いていなかったからといってアドルフ・アイヒマンは自分が何をしているのか気づいていたに決まっている。